FX 初心者レバレッジ - 海外FX実践日記

【FX初心者の私へ】ずっと敵だと思ってた「レバレッジ」が、実は最強の味方だった話。

「fx 初心者が手を出すな」「レバレッジで借金地獄…」

FXを始めようと思った時、私の頭の中は、こんな怖い言葉でいっぱいでした。
正直に言うと、「レバレッジ」という言葉を聞くだけで、
なんだか得体の知れない怪物のように感じて、めちゃくちゃビビっていたんです（笑）。

だから、最初の頃はとにかく低レバレッジの口座を選んで、
恐る恐る取引していました。

でも、ある時、その仕組みをちゃんと勉強してみたら、
衝撃の事実に気づいてしまったんです。

それは、**「レバレッジはリスクの倍率ではなく、むしろ私たちの資金を守ってくれる『お守り』のような存在だった」**ということでした。

今日は、かつての私のようにレバレッジを誤解して怖がっているあなたへ。
その正体を知れば、どれだけ心強い味方になってくれるか、
私の体験談と共にお話ししますね。

「もし口座に5万円入れて、米ドル/円を2,000通貨トレードしたらどうなるんだろう？」と。

この時、損切り幅は25pipsに設定しました。
米ドル/円を2,000通貨で取引すると、1pipsあたりの損益は約20円になるので、25pips逆行した場合の損失額は計算上500円になります。

この「損失額は500円」という前提で、
レバレッジ25倍の場合とレバレッジ100倍の場合で、
必要な資金や口座の体力がどう変わるか比べてみたんです。

すると、驚きの結果が出ました。

そして、どちらの場合も、損切りになった時の損失額は、計算通り同じ500円でした。

ここで、私は雷に打たれたような衝撃を受けたんです。

「…え？待って。負けた時の損失額は同じなのに、レバレッジ100倍の方が手元に残るお金（有効証拠金）が圧倒的に多くて、口座の体力（証拠金維持率）に余裕があるってこと…！？」

この発見は、まさに目からウロコでした。

今まで「高レバレッジ＝危険」としか思っていなかったのに、
ロット数（取引量）を同じにすれば、
むしろレバレッジが高い方が急な値動きにも耐えやすく、
安全だという事実に気づいたんです。

私が本当に感動したのは、レバレッジの仕組みを理解した、その瞬間でした。

今まで、レバレッジという「設定」が私のリスクを決めているんだと、
ずっと勘違いしていました。でも、違ったんです。

リスクを決めていたのは、
ロット数（取引量）という「私自身の選択」だったんです。

この事実に気づいた時、今まで怪物だと思っていたレバレッジが、
急に頼もしい味方に見えてきました。

「ロットを増やしすぎるなよ」と肩を叩いてくれながら、
いざという時にロスカットから私を守ってくれる、屈強なボディガードのように。

あの瞬間、目の前の霧が晴れて、FXの世界がまったく違う景色に見えたんです。

レバレッジが味方だと分かっても、付き合い方を間違えれば、
もちろん危険な存在にもなり得ます。

そこで、私が自分に課している「3つの約束」をシェアしますね。

「実効レバレッジ」は3〜5倍までと心に決める！ 口座の最大レバレッジ設定が何倍であれ、実際に取引するときの**「実効レバレッジ（取引総額 ÷ 口座残高）」**は、常に低く抑えるのが心の平穏のコツです。私はいつも3〜5倍を目安にしています。これなら、不測の事態が起きても慌てずに対処できますよ。
「大きなロットを持ててしまう誘惑」に絶対に勝つ！ 高レバレッジの一番の罠は、これです。少ない資金で大きなポジションを持ててしまうので、つい欲張ってしまいがち。でも、そこをぐっとこらえるのが、レバレッジを使いこなす最大の鍵です。ロットは常に小さく、これが鉄則です。
あなたの「1回の損失許容額」は変えない！ レバレッジ設定を変えたからといって、「1回のトレードで負けてもいい金額」を変えてはいけません。損失額はレバレッジではなく、あなた自身が決めるもの。このルールだけは、何があっても守ってくださいね。