【FX初心者だった僕へ】勉強で迷子になった僕が見つけた、たった一つの羅針盤
「FXの勉強を始めよう!」
そう決意した日のこと、今でも覚えています。
本屋さんに行けばズラリと並ぶ専門書、ネットを開けば無限の情報…。
正直、何から手をつけていいのか分からず、頭がパンクしそうでした(笑)。
難しい指標を覚えたり、経済ニュースを全部追いかけたり…
そんな「完璧」を目指しては挫折する、を繰り返していました。
でも、ある時気づいたんです。「完璧」じゃなくて「順番」が大事なんだって。
今日は、そんな僕が情報の大海原で見つけ出した、
たった一つのシンプルな勉強法という「羅針盤」の物語をお話しします。
FXの勉強は「山登り」だった
僕を救ってくれたのは、「一度に全部やろうとしない」という、
当たり前のようでいて一番難しい考え方でした。
FXの勉強は、山登りに似ています。いきなり頂上を目指すんじゃなくて、
- 麓の山小屋: 基礎知識と道具の使い方を覚える
- 一合目: 安全な場所で歩く練習(デモトレード)をする
- 二合目: 実際の山道(少額実践)を一歩ずつ登る
この順番が、何より大切だったんです。
僕が実践した「3ステップ登山法」
僕が実際に登ってきた道のりを、そのままご紹介しますね。
【麓の山小屋】基礎用語と地図読み(1週目)
まず僕がやったのは、難しいことは全部忘れて、
「スプレッド」「ロット」みたいな基本用語と、
注文の出し方だけを覚えることでした。
特に、**IFO注文(新規+決済+損切りを同時予約)**の出し方を、
デモトレードの画面でポチポチ押しながら、
「こうやったらこう動くんだな」と体で覚えたのが大きかったです。
これが僕にとっての最初の地図読みでした。
【一合目】型を決めて素振り50回(2〜3週目)
次に、トレード手法をたった一つに絞りました。
僕の場合は「移動平均線を使ったシンプルな順張り」です。
そして、その型だけを、デモトレードでひたすら50回繰り返しました。
勝敗はどうでもよくて、とにかく
「同じフォームでバットを振る練習」に集中したんです。
この地道な素振りが、後の実践で大きな自信になりました。
【二合目】いざ、少額で実践へ(4週目〜)
デモで自信がついたら、いよいよ少額で本番の山登りです。ここでもルールは同じ。
**「1回の負けは口座残高の1%まで」**と固く心に誓い、
練習通りにできるかだけを試しました。
例えば、口座に5万円あれば、1回の損失は500円まで、といった具合です。
僕が一番感動した「最高の勉強」とは
この勉強法を続けていて、僕が一番「これだ!」と感動した瞬間。
それは、デモトレードでルール通りに損切りができた時でした。
お金は1円も減っていないのに、ちゃんと「負け」を経験できた。
そして、その負けをノートに記録して、
「次はこうしよう」と前向きに考えられたんです。
「勝つための勉強」じゃなくて、
「上手く負けるための勉強」なんだと気づいた時、
目の前がパッと明るくなったのを覚えています。
これから勉強を始める、かつての僕へ
最後に、FX 初心者として勉強を始めるあなたへ、3つのアドバイスです。
- たくさんの本に手を出す前に、まずは超入門書を一冊だけ。 その一冊をボロボロになるまで読んで、基本の用語とルールを自分のものにするのが一番の近道です。
- デモトレードは「練習試合」です。 「ゲーム」だと思わず、「本番と同じルールで50回試す練習場」だと思って、真剣に取り組んでみてください。
- 最高の勉強仲間は「過去の自分」です。 トレードをしたら、必ずスクリーンショットと簡単なメモを残しましょう。その記録が、あなただけの最高の教科書になります。
まとめ:合言葉は「小さく、丁寧に、反復」
FXの勉強は、知識を詰め込む暗記作業ではありませんでした。
自分に合った一つの型を見つけて、それをひたすら反復練習する、
まるでスポーツや楽器の練習のような、地道で、でも楽しい道のりです。
合言葉は**「小さく、丁寧に、同じことを反復」**。
完璧なトレーダーを目指す前に、まずは一つのことを丁寧にできる初心者になること。僕もまだまだ勉強中です。一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう!
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