【FX初心者だった私へ】謎の単位「pips」が、最強の物差しに変わった日
FXの勉強を始めると、必ずと言っていいほど出てくる謎の単語、
「pips(ピップス)」。
私も初心者の頃、これが一体何を指しているのか、
正直よく分かっていませんでした。
「今日は20pipsの利益!」とか言われても、
「それって、すごいの…?」みたいな(笑)。
そこで今日は、そんな過去の私に向けて、
「pipsとは一体何なのか」を、
私自身の発見の物語としてお話ししようと思います。
この「pips」という共通言語をマスターすれば、
あなたのFXの世界がぐっと広がるはずですよ!
「円」や「ドル」じゃない、共通の物差し
最初は、ドル円なら「〇〇円、儲かった!」、
ユーロドルなら「〇〇ドル、損した!」みたいに、
通貨ごとに損益を考えていました。
でも、これだとどのトレードが「良かった」のか、
いまいち比べにくいんですよね。
そんな時、「pips」が
「通貨をまたいで使える、共通の物差し」なんだと知ったんです。
身長を「cm」で、体重を「kg」で測るように、
FXでは値動きを「pips」という単位で測る。
これに気づいた時、目の前の霧が晴れたような気がしました。
「pips」の基本ルール
覚えたルールは、とてもシンプルでした。
- 円が絡む通貨ペア(ドル円、ユーロ円など)
- 小数点第2位が1pips。つまり、0.01円=1銭が1pipsです。
- 例:ドル円が150.00円 → 150.20円に動けば、+20pipsの動き。
- 円が絡まない通貨ペア(ユーロドルなど)
- 小数点第4位が1pips。つまり、0.0001ドルが1pipsです。
- 例:ユーロドルが1.1200ドル → 1.1215ドルに動けば、+15pipsの動き。
たったこれだけです。
このルールさえ覚えてしまえば、
どんな通貨ペアでも値動きの大きさを同じ基準で比べられるようになります。
じゃあ、「1pips」って結局いくらなの?
次に私が知りたかったのがこれです。
これは「取引する量(ロット数)」によって変わります。
私がよく取引するドル円を1万通貨でやる場合、
1pipsの価値は約100円になります。
これを覚えておくだけで、
「今日は20pips取れたから、だいたい2,000円の利益だな」
みたいに、すぐに計算できるようになりました。
ちなみに、私も最初は勘違いしていましたが、
レバレッジを高くしても1pipsの価値は変わりません。
レバレッジは、あくまで
「持てるポジションの量を増やす」ための道具、と覚えておきましょう。
私が一番感動した「pips」の本当の力
この「pips」という物差しを手に入れて、私が一番感動したこと。
それは、リスク管理がめちゃくちゃシンプルになったことです。
「今回のトレードの損切りは30pipsまで」
こうpipsで決めておけば、ドル円でもユーロドルでも、
同じ基準でリスクをコントロールできる。
通貨が変わっても、自分の「痛み」の大きさを統一できるんです。
この発見は、私のトレードをギャンブルから、
一貫性のある「技術」へと変えてくれました。
まとめ:FXの共通言語をマスターしよう
謎の単位だった「pips」。
その正体は、通貨の壁を越えて使える、FXの世界の共通言語であり、
私たちトレーダーを守ってくれる最強の物差しでした。
あなたも今日から、トレード日記に「+15pips」みたいに記録してみてください。
数字でリスクとリターンを管理できるようになると、
FXはもっともっと、奥深くて面白いものになりますよ!
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