「15分足だけで勝てる!」
FXの勉強を始めると、一度は夢見る、そんなシンプルな世界。
実は、私が使っている自動売買ツールも、この15分足を主戦場にしています。
でも、本当に「だけ」でいいんでしょうか?
私も最初はそう思っていましたが、経験を積むうちに、
15分足との「上手な付き合い方」があることに気づきました。
今日は、私の相棒(ツール)も戦うこの15分足というステージで、
私が学んだ「勝ち方のコツ」と「思わぬ落とし穴」の物語をお話しします。
なぜ私は「15分足」を主役にしたのか?
私がデイトレードを始めた時、5分足は忙しすぎて、
1時間足は待ちくたびれてしまいました(笑)。
そんな私にとって、15分足はまさに
「速すぎず、遅すぎない」最高の相棒だったんです。
判断に十分な時間があり、それでいて1日に何度もチャンスが訪れる。
この絶妙なバランスが、私のスタイルにぴったりでした。
そして、この時間軸で戦ううちに、大きな発見がありました。
それは、15分足は「だけ」で戦うのではなく、「主役」に据えて、
他の役者(上位足)と組み合わせることで、真価を発揮するということでした。
私の「15分足」ルールブック
この発見を元に、私だけのシンプルなルールブックを作りました。
私の相棒、3本の移動平均線
私の15分足チャートには、3本の移動平均線(EMA)が引いてあります。
短期・中期・長期を示すこれらの線が、
綺麗に上から並んでいる時(パーフェクトオーダー)だけ、買いを狙う、
というシンプルなルールです。
エントリーの合図は「押し目」
上昇トレンドなら、価格が一度、
真ん中の線(20EMA)あたりまで下がってきて(押し目)、
そこから反発する強い陽線が出たら、それが私にとっての「GOサイン」です。
最大の落とし穴:「上位足の逆風」
でも、このルールだけでトレードしていた時、何度も失敗しました。
15分足が綺麗な上り坂に見えても、
実は1時間足という大きな地図では、巨大な下り坂の途中だった、なんてことが…。
この「上位足の逆風」に気づいてから、
私は必ずトレード前に1時間足の「天気」を確認するようになりました。
1時間足でも追い風が吹いている時だけ、15分足でエントリーする。
たったこれだけで、勝率が大きく安定したんです。
私の心が震えた「質の高い待ち」の発見
15分足と1時間足を組み合わせるようになって、私が一番感動したこと。
それは、「待つ」ことの質が劇的に変わったことです。
以前はただ闇雲にチャンスを待っていましたが、今は違います。
「1時間足の追い風が吹いていて、かつ15分足で絶好の押し目が来る」
この2つの条件が揃う、たった一点を待つ。
この「質の高い待ち」ができるようになった時、
無駄なトレードが激減し、心に余裕が生まれました。
ただのチャートウォッチャーから、
獲物を待つハンターに変われたような感覚でした。
まとめ:「だけ」に頼らず、「主役」に据える
「15分足だけで勝てるのか?」という問いへの、私なりの答え。
それは、「15分足“だけ”に頼らず、15分足を“主役”に据える」です。
主役の魅力を最大限に引き出すためには、
上位足という素晴らしい助演男優の力が必要不可欠。
この意識だけで、判断の質はグッと上がります。
あなたも、このバランスの取れた最高のステージで、
自分だけの物語を紡いでみませんか?
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