FX 初心者失敗 - 海外FX実践日記

【実録】FXで私が体験した地獄。初心者がやりがちな失敗、全部やらかしました…

「FXで人生終わった…」

ネットで時々見かける、そんな言葉。

正直に告白します。私も、その一歩手前まで行きました。
眠れない夜、減っていく口座残高、心臓を鷲掴みにされるような焦り…。

今だから笑って話せますが、あの時の経験は本当に地獄でした。

でも、どん底まで落ちたからこそ、はっきりと分かったことがあるんです。
それは、FXで大失敗する人には、驚くほど共通の「理由」があるということ。
そして、その理由を知っていれば、最悪の事態は絶対に避けられる、ということです。

今日は、私の恥ずかしい失敗談を全てさらけ出します。
この記事が、これからFXを始めるあなたの
「転ばぬ先の杖」になれば、こんなに嬉しいことはありません。

「リーマンショックでロスカット」
チャートを見て頭が真っ白になりました。

最初はほんの数万円の含み損だったはずなのに、
気づけば取り返しのつかない金額に膨れ上がっていたんです。

何が起きたのか？

理由は単純でした。

「もう少し待てば戻るはず」という希望的観測で損切りをせず、
さらに「安くなった今が買い増しのチャンスだ！」と、
根拠のないナンピンを繰り返したのです。

一つルールを破ると、もうダメですね。
次から次へと「自分にだけは都合のいいルール」を作り始め、
気づけば完全にただのギャンブルになっていました。

そこで私が学んだのは、
FXの失敗は、技術的な問題の前に、たった一つの「ルール無視」から始まる
という、痛い痛い教訓でした。

今思えば、本当に典型的な失敗パターンにハマっていました。
これから始めるあなたには、絶対に同じ轍を踏んでほしくありません。

これが一番大きな問題でした。

当時の私は「損切り＝負けを認めること」だと思っていて、
プライドが許さなかったんです。

でも、チャートは私の都合なんてお構いなし。
希望で相場は止まってくれません。

損切りは「負け」じゃなく、次のチャンスのために資金を守る「必要経費」なんです。

「1回の取引で失ってもいい金額は、口座残高の1%まで」

今では徹底しているこのルールも、
当時は全く知りませんでした。

感覚でロットを張り、一回の負けで資金の20%、30%を失うなんてことも…。
これじゃあ、あっという間に資金が尽きるのは当たり前ですよね。

「少ない資金で大きく稼げる！」レバレッジのメリットばかりを見て、
リスクを全く考えていませんでした。

でも、レバレッジは利益だけでなく損失も同じ倍率で拡大させる諸刃の剣。
本当のリスクは、ロット数（取引量）と損切り幅で決まる、
ということを理解していませんでした。

この記事で、一番伝えたかったパートです。

強制ロスカットを受けたあの夜、私は一睡もできませんでした。
チャートの画面にただ張り付いて、祈るように価格が戻るのを待つだけ。
心臓はドクドクと鳴り響き、冷や汗が止まりませんでした。

「なんであの時、損切りしなかったんだ…」
「どうしてあんな無謀なロットで取引したんだ…」

後悔と自己嫌悪で、押しつぶされそうでした。
お金を失ったこと以上に、自分で決めたルールを破り、
自分をコントロールできなかったことが、何よりもショックでした。

あの時の絶望感と無力感は、一生忘れることはないでしょう。

結局、口座にはほんのわずかな金額しか残りませんでした。

でも、全てを失ったことで、逆に吹っ切れたんです。
「もう一度、ゼロからちゃんと勉強しよう」と。

あの失敗が、私を本当の意味でのトレーダーにしてくれたんだと、
今では思っています。

私の屍を越えていってください（笑）。
これだけは、絶対に守ってほしいと心から願う3つのことです。

「取り返そう」と思ったら、PCを閉じよう！
負けた直後に感情的になって「すぐに取り返してやる！」
と思うのは、破滅への最短ルートです。それはトレードではなく、ただの八つ当たり。
そう感じたら、一度席を立って深呼吸してください。
ポジションを持つ前に、必ず「損切り」注文を入れる！
「もし逆にいったら、ここで諦める」という出口を決めてからじゃないと、
入口から入ってはいけません。IFO注文を使えば、エントリーと同時に損切りも予約できるので、
感情が入り込む隙を与えません。
絶対に、絶対に借金してトレードしない！
FXは、なくなっても生活に影響のない「余剰資金」でやるのが大前提です。
借金で始めた瞬間に、冷静な判断力は失われます。
これはもう、アドバイスではなく「警告」です。