最近FXを始めてみたんですが、
チャートを見てもニュースを読んでも、知らない言葉だらけで
「???」となることが多くて…。
これじゃダメだと思い、自分なりに基本的なFX用語を調べてみました。
今回は、その内容を同じようにFXを始めたばかりの方向けに、
備忘録としてまとめてみたいと思います。
FX用語の基礎知識
まずは「そもそもFX用語って何で覚える必要があるの?」という基本のキから。
取引をスムーズに進めるための共通言語のようなもの、ということが分かりました。
FX用語とは何か? わかりやすく解説
FX市場には、トレーダーやアナリストが日常的に使う専門用語、
つまり「FX用語」があります。
これは、為替レートの動きや取引の状況といった複雑な情報を、
効率よく、そして誤解なく伝えるための必須ツールです。
これらの用語を学ぶことは、ただ単語を暗記する作業ではありません。
取引ツールの機能を正しく理解し、経済ニュースの本当の意味を読み解き、
そして何より自分の資産を守る戦略を立てるための土台作りなんです。
例えば、「pips」や「レバレッジ」といった言葉を知らないと、
リスクやコストの計算すらできないので、賢明な取引は難しくなってしまいます。
FX用語の習得は、自信を持って市場に参加するためのパスポートなんですね。
外国為替証拠金取引の基本用語集
そもそもFXは、正式には「外国為替証拠金取引」と言います。
この名前自体に、FXの基本的な仕組みが隠されていました。
- 外国為替 (Foreign Exchange)
日本円を米ドルに両替するように、
ある国の通貨を別の国の通貨に交換することです。FXでは、この通貨間の価値の変動を利用して利益を狙います。 - 証拠金 (Margin)
取引のためにFX会社に預ける担保金のことです。
これがあるから、少ない自己資金でも大きな金額の取引(レバレッジ)が可能になります。 - 取引 (Trading)
通貨のペアを売買して、価格の変動から利益を得ることを目指す行為です。
FXで利益を出す方法は主に2つ。
為替レートの変動で利益を得る「為替差益(キャピタルゲイン)」と、
2つの国の金利差からもらえる「スワップポイント(インカムゲイン)」です。
どちらもFX取引の基本となる考え方です。
初心者のためのFX用語辞典
これからFXに挑戦する人にとって、専門用語の多さは最初の壁かもしれません。
でも、一つ一つの用語は独立しているわけではなく、
パズルのピースのようにお互いが関連し合っています。
この記事では、まず
「pips」や「レバレッジ」といった取引の核となる最重要用語から始め、
次に注文方法やリスク管理といった実践的な知識、
最後には口座の選び方まで、順を追って解説していきます。
最終的に、この記事を読んだあなたがFX用語を使いこなし、
自信を持って取引に臨めるようになることを目指します。
主要なFX用語
取引を始めるなら、これだけは絶対に知っておきたい!
という核となる用語たちです。
取引画面を開けば必ず目にする言葉なので、しっかり理解しておきましょう。
pipsとは? その意味と重要性
pips(ピップス)は、為替レートが動くときの最小単位のことです。
「Percentage in Point」の略で、
世界中のトレーダーが利益や損失の大きさを測るために使っている
共通のモノサシです。
- 対円通貨ペア(例:米ドル/円)
通常、1 pip = 0.01円(1銭)です。
レートが150.12円から150.13円に動いたら、「1 pip動いた」と言います。 - 対円以外の通貨ペア(例:ユーロ/米ドル)
通常、1 pip = 0.0001米ドルのように、通貨ペアの右側の通貨で数えます。
pipsが分かると、損益計算が簡単になります。
例えば、米ドル/円を150.00円の時に1万通貨買い、150.50円で売ったとします。
値幅は0.50円なので、50 pipsの利益です。
計算すると「50 pips × 0.01円/pip × 10,000通貨 = 5,000円の利益」となります。
pipsは、投入した資金額に関わらず、
どれだけ正確に相場を読めたかという
トレーダーのスキルを客観的に評価できる重要な指標なのです。
レバレッジと保証金:リスク管理の基礎
「少ない資金で大きな取引ができる」というFXの最大の特徴を支えているのが、
レバレッジと証拠金の仕組みです。
- レバレッジ (Leverage)
日本語で「てこの原理」。
預けた証拠金(担保)を元に、その何倍もの金額の取引を可能にする仕組みです。日本では個人の最大レバレッジは25倍までと決められています。 - 証拠金 (Margin)
レバレッジ取引のために預ける担保金です。 - 必要証拠金
新しく取引を始めるために最低限必要な証拠金の額です。
例えば、1ドル150円の時に1万米ドル(150万円分)の取引をレバレッジ25倍で行う場合、必要証拠金は「150万円 ÷ 25 = 6万円」となります。 - 証拠金維持率
口座の安全度を示すメーターのようなものです。
「(口座残高+評価損益)÷ 必要証拠金 × 100」で計算され、この数値が低いほど危険な状態です。 - ロスカット (Loss Cut)
証拠金維持率がFX会社の決めた水準を下回ると、
損失の拡大を防ぐために持っているポジションが自動で強制決済される仕組み。
投資家の資産を守るための最終安全装置です。
注文方法の解説:成行、指値、OCO注文
FXでは、状況に応じて注文方法を使い分けることが重要です。
まずは基本の注文方法を覚えましょう。
- 成行注文 (Market Order)
「今すぐ、この価格で!」と、
現在の市場価格で即座に売買する最も基本的な注文です。 - 指値注文 (Limit Order)
「この価格になったら買いたい/売りたい」と、
今より有利な価格を指定して予約する注文です。
利益確定(利食い)にも使われます。 - 逆指値注文 (Stop Order)
「この価格になったら損失を確定させたい」と、
今より不利な価格を指定する注文です。
主に損失を限定するための損切り(ストップロス)として使われます。 - OCO注文 (One-Cancels-the-Other Order)
「利益確定の指値」と「損切りの逆指値」を同時に出し、
どちらか一方が成立すると、
もう一方は自動でキャンセルされる便利な注文方法です。
建玉とポジションの違いと役割
FXの解説を読むと
「ポジション」や「建玉(たてぎょく)」という言葉が出てきますが、
現代のFXではこれらはほぼ同じ意味で使われています。
「新規で注文して、まだ決済していない取引」のことです。
ポジションには2種類あります。
- 買いポジション(ロングポジション)
これから価格が上がるだろうと予測して、
通貨ペアを買って保有している状態です。 - 売りポジション(ショートポジション)
これから価格が下がるだろうと予測して、
通貨ペアを売って保有している状態です。
ポジションを持つことで初めて
為替レートの変動が自分の損益に直結するようになります。
スプレッドの理解とその影響
スプレッドは、FX取引における実質的な取引コストです。
FXのレートは、常に「売値(Bid)」と「買値(Ask)」の2つの価格が提示されています。この2つの価格の差がスプレッドです。
例えば、米ドル/円のレートが「150.100 (Bid) / 150.102 (Ask)」と表示されている場合、スプレッドは0.002円、つまり0.2銭(0.2 pips)です。
取引は常にトレーダーにとって不利なレート(高く買って、安く売る)
で行われるため、ポジションを持った瞬間は、
このスプレッド分だけマイナスからスタートします。
取引回数が多くなればなるほど、
このスプレッドの狭さが収益に大きく影響してくるわけです。
FX取引に必要な知識
個々の用語を理解したら、
次はそれらをどう取引に活かしていくかを見ていきましょう。
より実践的な知識です。
通貨ペアの選び方と相場の動き
どの通貨ペアで取引するかは、戦略の第一歩です。
- メジャー通貨とマイナー通貨
米ドル(USD)や日本円(JPY)のように取引量が多く、
値動きが比較的安定しているのがメジャー通貨。トルコリラ(TRY)のように取引量が少なく、
値動きが激しいのがマイナー通貨です。初心者は、まずメジャー通貨同士のペアから始めるのが安全です。
- 初心者におすすめの通貨ペア
特に**米ドル/円 (USD/JPY)**は、日本人に最も馴染み深く、
情報も得やすい上にスプレッドも非常に狭いため、
初心者が最初に取引するのに最適です。
相場の動きを予測するには、主に2つのアプローチがあります。
- ファンダメンタルズ分析
各国の経済指標や金融政策など、
経済の基礎的条件から中長期的な動きを予測します。 - テクニカル分析
過去の価格データ(チャート)のパターンから将来の動きを予測します。
損切りと損益の管理方法
FXで長く生き残るために最も重要なスキル、それが「損切り」です。
つまり、損失を潔く確定させること。
これができないと、あっという間に資金を失ってしまいます。
なぜ損切りが難しいかというと、
行動経済学の「プロスペクト理論」によれば、
人は利益を得る喜びより、同額の損失を被る苦痛を約2倍強く感じるからだそうです。
だから、「いつか戻るかも」と期待して損失を確定できず、
傷口を広げてしまいがちなんですね。
この心理に打ち勝つため、損切りは感情ではなく、
事前に決めたルールに従って機械的に行う必要があります。
- 資金に対する比率で決める
1回の取引の損失を、総資金の2%までのように決める。 - 値幅(pips)で決める
注文した価格から〇〇pips逆行したら損切りする。 - チャートの節目で決める
直近の安値やサポートラインなど、チャート上の重要なポイントを基準にする。
どんな方法でも良いですが、決めたルールは必ず守ること。
そのために逆指値注文を必ず設定する習慣をつけましょう。
トレンド分析とテクニカル分析の基礎
テクニカル分析は、過去のチャートから未来を予測する手法です。
ここでは最も基本的な2つのツールを紹介します。
- トレンドライン:
- 上昇トレンド: 安値と安値を結んだ右上がりの線(サポートライン)。
- 下降トレンド: 高値と高値を結んだ右下がりの線(レジスタンスライン)。
- このラインを引くことで、相場の大きな方向性(トレンド)を視覚的に捉えることができます。
- 移動平均線 (Moving Average):
- 一定期間の価格の平均値を線で結んだ、最もポピュラーな指標です。
- 価格が移動平均線より上にあれば上昇基調、下にあれば下落基調と判断できます。
- 短期線が長期線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」は買いサイン、
上から下に抜ける「デッドクロス」は売りサインとして知られています。
FX取引の実践
知識を身につけたら、いよいよ実践です。
実際の取引手順やツールの使い方について解説します。
実際の注文手順と注意点
スマホアプリなどを使った注文は簡単ですが、最初のうちは慎重に。
一般的な手順は以下の通りです。
- 通貨ペアを選ぶ (例: USD/JPY)
- 売買を選ぶ (買い or 売り)
- 注文種類を選ぶ (成行 or 指値など)
- 取引数量(ロット数)を入力する
- 指値などのレート・条件を設定する
- **決済注文(損切り・利益確定)**を必ず設定する
- 最終確認して注文実行
特に初心者がやりがちなロット数の入力ミスには要注意です。
桁を一つ間違えるだけで、想定の10倍の損失になる可能性もあります。
FXアプリの活用法とおすすめツール
今やFX取引はスマホアプリで完結するのが当たり前です。
良いアプリは、分析から取引までをスムーズに行えます。
- 優れたFXアプリの条件
チャート機能が豊富、注文しやすい、
ニュースなどの情報が手に入るといった点が挙げられます。 - デモ口座
仮想のお金で本番さながらの取引体験ができるデモ口座は、
初心者にとって必須の機能です。ここで操作に慣れたり、手法を試したりすることで、本番でのミスを減らせます。
日本の主要なFX会社はどこも高機能なアプリを提供しているので、
デモ口座でいくつか試してみて、自分に合ったものを見つけるのがおすすめです。
証券口座の選び方と手数料について
どのFX会社を選ぶかは、取引の成否を左右する重要な要素です。
初心者は以下のポイントをチェックしましょう。
- スプレッド: 実質的な取引コストなので、狭いに越したことはありません。
- 最低取引単位: 多くの会社は1,000通貨からですが、中には1通貨から取引できる会社もあります。少額から始めたい人には重要なポイントです。
- 手数料: 取引手数料は無料がほとんどですが、入出金手数料なども確認しておきましょう。
- 信頼性と安全性: 金融庁に登録されている日本の業者で、「信託保全」がしっかりしていることが大前提です。
- 取引ツールとアプリ: いくらスペックが良くても、使いにくいと意味がありません。デモ口座で操作感を試すのが一番です。
FX用語集のまとめと活用法
最後に、これまで学んだ知識をどう活かしていくか、
そしてさらなる学習のための情報をまとめます。
FX用語を活用して自信を持ってトレード
FX用語を学ぶことは、海外旅行のためにその国の言葉を覚えるのに似ています。
言葉が分かれば、より深くその国を理解し、
コミュニケーションが取れるようになります。
FX用語も同じで、理解が深まれば
ニュースや分析レポートの意味を正確に読み解けるようになり、
自信を持って取引に臨めます。
覚えた知識を「使えるスキル」に変えるために、
デモ口座を最大限に活用しましょう。
リスクゼロで注文方法や損切り設定などを何度も練習できます。
ここでの経験が、本番での自信に直結します。
初心者が知っておくべき用語一覧
まずはこれだけは覚えておきたい!という必須用語をまとめました。
取引前の確認や復習に使ってください。
FX用語に関する本やリソースの紹介
トレーダーとして成長し続けるには、継続的な学習が欠かせません。
- おすすめの書籍:
- 『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版』: 図解が多く、FXの全体像を掴むのに最適な一冊です。
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- おすすめのオンラインリソース:
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